スワンSを攻略しよう！
10月26日土曜日は京都でスワンSが行われる。このレースは誰もが適当に予想しそうなレースだ。
なぜなら、
みんなの頭の中は天皇賞秋
なんとも言えないメンバー
フルゲート芝1400m
というようなやる気が削がれる要素満載である。だからこそ丁寧にそして大胆に予想し、馬券を勝ち取ろうではないか。
スワンSは京都芝1400m外周りで行われる。1400mは内回りもあるがクラスが上がると外回りになる。外回りなのがミソでこれのせいで脚質の有利不利があまりない。
またマイルCSの前哨戦と位置づけられており、勿論マイラーが出走してくるのだがスプリンターも参戦してくる。最近は馬の適性を見極めて一貫したレース選択する陣営が多く1400m戦を狙ってきている陣営もいる。
別路線のメンバーが混ざり合っているスワンS、出走馬を見ていこう。
まずは今年の芝1400mの重賞を振り返る。（緑はG3,赤はG2,青はG1）
京都牝馬S（京都）
3着 アマルフィコースト
1着 スマートオーディン
4着 ロードクエスト
11着 タイムトリップ
1着 ノーワン
京王杯スプリングC（東京）
4着 トゥザクラウン
5着 キャナルストリート
7着 スマートオーディン
12着 ロードクエスト
13着 タイムトリップ
阪急杯勝ちのスマートオーディンと京王杯で4着のトゥザクラウン、5着のキャナルストリートは評価したい。スマートオーディンは極端な脚質、キャナルストリートは左回りばっかり使っている点は気になる。去年勝ち馬のロードクエストが馬券になるならスマートオーディンと一緒にくる展開か。
アマルフィコーストはヴィクトリアマイルでは沈んでしまったが、京都牝馬Sは3着、阪神牝馬Sでは2着。だが好走した2つの重賞は牝馬限定での話。前走のポートアイランドSも人気通りに来てはいるが勝ちきれるか。
ノーワンはフィリーズレビューを勝ってからはクラシックを使い、前走はスプリンターズS８着。斤量52kgで魅力十分。
他にスプリンターズS組のセイウンコウセイ、マルターズアポジーはいまひとつ。セイウンコウセイは馬場が渋ったら評価up。
スプリンターのイエローマリンバは今年京都1200mで好走しているが内回りと外回りの違いは大きく、厳しいとみる。
1400mの重賞は使ってはいないが1400mを積極的に使っているのはダイアトニック。今年に入って京都1400mを3勝。鞍上はスミヨン騎手で一気に頂点も。だがローテーションが少し引っかかる。前走が同じトゥザクラウンも同様だ。
次に見たいのは安田記念組。先程あがっているスマートオーディン、ロードクエスト、それと去年のスワンS２着のモズアスコット、3着のグァンチャーレがいる。
モズアスコットは今年G2とG1を使い、結果は残せていないが大敗もしていない。得意の1400mになってどうか。
グァンチャーレは7歳馬だが今が充実期か。モズアスコット同様去年のスワンS以来の1400m戦となるがペースに対応できれば。
厄介なのがマイスタイル。怖くなったら抑えるべきか。馬柱をみると次はこない番かもしれない。
枠やペース次第で順位が入れ替わりそうだ。
ここは安定感のあるアマルフィコーストやグァンチャーレから馬券を組み立てたくなる。
人気しそうなダイアトニックとトゥザクラウンをばっさり切ってみるのも面白そうだ。
ではでは。
